社民党長崎総支部のブログです。 管理人は、長崎総支部常任幹事の森幸太郎です。 不適切なコメントには、管理人の判断で「通告」「削除」などの対処をしますので、ご了解ください。 党員以外の方からのコメントも歓迎します。 お友達にもこのブログをお知らせください。 カウンターは、画面左下にあります。 社民党長崎総支部 電話095-822-6847 FAX095-822-7074
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『月刊社会民主2010年6月号』
船瀬俊介のからだにいいコラムより
「奇跡の玄米食で、暮らしチェンジ!」
----からだも財布も助かる健康ライフ
「姫米(白米)と江戸わずらい」
からだも、財布も助かる。そんな提案です。
あなたの食卓は、おそらく白いご飯でしょう。
それを、玄米に変えてみませんか?
白米は「粕(かす)」と書きます。
文字通り、お米の粕なのです。
糠(ぬか)は「健康」な「米」という意味です。
つまり、お米の本来の栄養は「ぬか」として捨てられているのです。
もともと、日本人は江戸時代の初期までは、お米を玄米で食べていました。
ところが、お城のお姫様だけは「わらわは、いやじゃ」と駄々をこねたので、
しかたなく、手間をかけて精米して差し上げていたのです。
だから、江戸時代、白米のことを姫米と呼んでいました。
それを、侍たちも真似をするようになり、出入り商人から江戸の町に広がっていきました。
手間ひまかけた贅沢なお米なので、見栄っ張りな江戸っ子の好みに合ったのです。
なんといっても、「女房を質に入れても初鰹」という見栄と意地っ張り。
「黄色い米なんざ食えるかい」という「銀しゃり」信仰。
ところが、それから、江戸には奇妙な病気がはやり始めます。
足腰が立たなくなり、中には死んでしまう者も。
江戸にいるときにかかるが、江戸を出るとピタリと不思議なくらいに治る。
そこで、人々はこの病を「江戸わずらい」と呼んで不思議がったのです。
もう、だいたいお分かりのように、この病気の正体は脚気(かっけ)でした。
精白した白米ばかり食べていると、ビタミンB群の欠乏症で足腰が弱るのです。
「栄養欠乏でむかつききれる」
玄米は、ほぼ完全栄養食です。
それを白米にして、栄養分を糠で捨て去るのは、あまりにもったいない。
玄米の栄養価を白米と比べると、鉄分5倍、ビタミンE6倍、ビタミンB1、5倍、ビタミンB2、2倍、カリウム4倍、ナイアシン、5倍,脂質2倍、食物繊維4倍、カルシウム2倍、リン4,5倍。
これらは、すべて「身体」と「心」を健康にする微量栄養成分です。
江戸わずらいも、これら成分を取り去った白米食による栄養欠乏症だったのです。
学校給食を玄米にしたら、子どもたちが切れなくなった。そういう報告もあります。
それは、玄米でカルシウムなどが供給され、子どもたちの神経のいらだちが緩和されたのです。
カルシウム不足は、ヒステリーなど感情爆発、攻撃性を助長します。
ねずみの群れに、カルシウムを完全に抜いたえさを与え続けると、最後は互いにかみ殺しあうほど凶暴になります。
ちなみに、冬の妙義山にこもって、互いにリンチ殺人を繰り返した連合赤軍事件は、野菜不足、カルシウム不足などが引き金だった、と栄養学者は指摘しています。
また、白米と玄米は、食後の血糖値の上昇スピードも違います。
繊維が少ない分だけ、白米のほうが血糖値は急上昇。
すると、すい臓から血糖抑制ホルモン、インスリンが多量に分泌され、今度は低血糖になる・・・・・。
繰り返すうちに、慢性的な低血糖症になり、いらいら、ムカムカ、・・・・切れやすくなります。
血糖値を上げるために、”怒りのホルモン”アドレナリンが副腎から分泌されるからです。
アメリカの犯罪者の約8割はこの低血糖症といわれています。
それは、コーラやバーガーなどのジャンク・フード(クズ食品)が原因。
このように、栄養分の欠如や、食べ間違いは、思いもよらぬ悲劇、惨劇を引き起こすのです。
「健康食品をはるかにしのぐ」
玄米の効能は、まだまだあります。
代替療法でガンを克服した方の8割以上が玄米を食事療法に取り入れています。
玄米には、二種類の抗がん成分が発見されています。
それは、キノコ類の抗がん成分”グルカンの仲間”で「RBA」「RBF」と命名(伊藤悦男琉球大学名誉教授)されています。
ともに、マウス実験で「ガン成長阻止率60~70%というからすごい。
驚くのはまだ早い。
さらに、玄米には驚異の薬効成分がゾロゾロ・・・・・・・
▼フィチン酸・・抗がん作用あり。血液をサラサラにして心筋梗塞、脳梗塞、老化、腎臓結石などを予防する。
▼イノシトール・・脂肪肝、肝硬変、動脈硬化、コレステロール血症を防ぐ。
▼ギャバ・・(γ・アミノ酪酸)・・脳血流を改善し、頭痛、認知症、脳梗塞を防ぐ。肝臓と腎機能を改善、アルコール分解を早める(二日酔いに効く)。
▼γ-オリザノール・・高脂血症や自律神経失調症を改善。(医薬品として認可)
過酸化脂質の生成を抑制し、老化を防止する。しみ・小じわを防ぐ。(美容に玄米は最適)
▼フェルラ酸・・有害活性酸素の消去能力が非常に高く、ガンを予防する。抗菌作用あり。メラニン生成を防ぎ、美白作用あり。
▼アラビノキシラン・・抗がん作用。ガンを攻撃する免疫細胞(NK細胞)を活性化させる。
ーーーこのように、玄米は栄養満点!高い健康食品を買うよりはるかに賢い。玄米だけで一日に必要な栄養の6割を取ることができます。副菜・おかずは、それだけ少なくてすみ、サイフも助かる。確実に身体も締まり健康になれます。さあ、これからは一家全員、玄米家族にチェンジ!
この記事へのコメント